|  | 皆さんは着物で少し荷物が多い時、どんなバッグをお持ちですか？私の場合、特に“お茶”や雨降り予想の時、「うーん」とうなっておりましたが、良いものに出会いました。
そのなんとも不思議な感触のバッグに出会ったのは今年の初め。自宅最寄の小さな雑貨小物の店（もう地元ベタな店。なんていっても“区内町ご用達”なんて昔っから書いてあるし、“韓国語OK＆関西弁堪能“とも書く面白いマダムが主人）でした。
2点ほどサンプルで置いてあり、「ナイロンのように軽いけどそれににしちゃ、生地があまりにしっかりしてるけど…」と言ったら、「それ、畳縁なの。面白いでしょ！」とのお答え。
サンプルの黒や茶以外にも臙脂や深緑、金茶や紫もあるとのこと。さらに無地だけでなく模様入りもある。畳縁だから当然か。バッグの手も木で茶や白木、黒もあるけど同じ畳縁で色を変えてもOK。もちろん大きさや形も！
つまりサンプル帳から指定して本体の大きさ、形、手材質や長さも畳縁ﾊﾞﾘｴｰｼｮﾝから『お誂え』できるとのこと。
もう当然即、お誂えしました。
薄い霜降り地でA4がﾗｸﾗｸ入る大きさで、内ポケット２つ、真ん中仕切りもポケットにしてもらい、手は家で洗いたいので、濃いブルー系のグレーにしました。
これで10500円でした。待つこと10日間！大満足でした。
着物ででかける時、雨用にしようとか、お茶の時に…なんて考えてましたが、気づいたら洋服でも夏のｶｼﾞｭｱﾙ時には必ず手にとりました。そう考えると10500円は比較的お安い？！（今度は秋冬用の色も欲しい…）
なんていっても軽いのはもちろん、畳縁は汚れがほとんど目立ちません。また私はサブバッグとして使い、メインバッグは洋装のものの中からの使いまわしなのですが、あまりテカらない畳縁の色は洋装バッグの色にも着物にも合いました。
ところが…これはﾏﾀﾞﾑの友人がどこかの下請けでやっていたらしく、この春から急に忙しくなり、私のを見て近所の友人が駆け付けた時には、もう受付中止！
しかしご存知“壱の蔵”さんでも取り扱っており、8月末から9月初めには新宿伊勢丹でもｲﾍﾞﾝﾄ的にいくつか出品されておりました。
メーカーは“KAGURAYA”さんと言います。（私のはここの下請けなのか？マダムは笑って答えないのですが…）残念ながらお誂えはなさっていないようですが、一見の価値はあるかもしれません。
ちなみに下記のﾈｯﾄｼｮｯﾌﾟでは10000円以下からﾗｲﾝﾅｯﾌﾟされていました。
ここに記されているコンセプトに書かれているように、昔からの素材を違う視点から見ると、もっといろいろな楽しいものに出会えるかもしれませんね、私たちの生活は。
http://www.kaguraya.com
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【たたみへりのバッグ】
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2007/11/20更新
2007/11/19 登録
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