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おちゃばなの空間
いしげ結城紬 素材 素材



大好きな結城紬関連から、初KWとして昨年暮れに訪ねた
“いしげ結城紬”についてです。
結城紬といいますとまずは無形文化財としての手引き真綿糸と地機織りにスポットが当たります。
ただ、“結城紬”と言われているものの中では普及品として比較的求めやすい価格で出ている、この石下(いしげ)ものが量としては非常に多く市場にあります。

この「いしげ結城紬」は鬼怒川沿いの結城郡石下町(現在は茨城県常総市)で織られている紬で、動力の織機で織られていますが、真綿手紡糸(まわたてぼうし)や玉糸を使いながらの動力機なので手機に近い手間を経ており、絣合わせの部分は細心の注意がやはり必要になります。

最近、後染めの結城紬(染め結城訪問着など)が増えていますが、そのほとんどの生地はこの“いしげ結城”が使われているようですね。

価格が手ごろなことから無地結城の色や柄のバリエーションを増やしたり、縮で単衣にしたり真綿紬の楽しみはいろいろです。

 詳細はこちら↓をご参照ください。

http://www.ishigeyukitsumugi.jp/...

【イシゲユウキツムギ】


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2008/1/7更新
2008/1/7 登録
5012クリック/ 1回更新
感想
08/1/14 くにえ  なかなかスポットの当たらない石下のお話は勉強になります。
絣はやっぱり一つ一つあわせていくのですね〜
おちゃばな  そうなんです。
地あきの着尺が織れていくのを見ていたのですが、柄のところに来ると機音が止まり、 それまでじーっとしていた織り手さんが丹念に絣の微調整をしていました。
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