| | 真っ黒い布にシンボリックな人型がエンボスされた装幀の本。
開くと、色が溢れる柚木沙弥郎の型染めの世界。
シンプルで楽しくてアーティスティックな布の作品たちが、
1984年の東京の街の中で息づいている。
公園の丸く刈られた植木を包む布。
今はもう無い同潤会アパートの窓から垂れ下がる布。
表参道のケヤキ並木は変らないなぁ。
六本木AXISビルの階段に段々と敷かれた布。
ウィンドウに映り込む町並みは変ったなぁ。
絵画の様に四角く飾られた状態ではなく、
“布”として存在感を持ってそこに写っている作品集。
なんだか自由にそこに在る感じがして、とても好き。
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永らく絶版だったこの本が、新装版として出版されるそうです。
チラシから抜粋します。
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「柚木沙弥郎 染め布」再び!
用美社1984年出版の「柚木沙弥郎作品集」は、柚木沙弥郎の魅力あふれる最初の染色作品集として再版の要望が年々高く、このたび同集を底本に新装版を出版することに致しました。多岐に亘る柚木作品の根幹を成す染め布、その代表作品の数々が収録されている本文・図版はほぼ前集のままですが、表紙装幀はより軽快なスタイルに、また新たに別刷で詳細な自筆年譜を付しました本作品集をどうぞご期待ください。
定価:本体8,500円+税
発行:用美社
2008年3月上旬発売
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※写真は、1984年装幀の表紙 http://www.samiro.net/...
| | | 【ユノキサミロウサクヒンシュウ】
発行:用美社
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