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 ラオスには数々の個性的な民族がおり、そのそれぞれが独自の織物などを作っているので、実にさまざまな布があります。この本は、こうした布の作成工程や民族衣装を紹介しているだけでなく、その民族の風俗や環境、文様の持つ意味合い、更にはこれらを用いた現代的なアレンジなどにも触れています。もちろん、着物や帯へ転用したものも載っています。
 
 着物好きだけど、でも布そのものも好き、という方にはたいへんお勧めの本です。全頁カラー写真満載で、小さな本ですが、宝石のぎっしり詰まった箱のようです。
 
 それにしても、異国の布なのに、どうしてこうも着物にしっくりとはまるのか。
 
 
  |   |   |   【ラオスノヌノヲタノシム】
   1800円 アートダイジェスト
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