| | 今や年中OKというカゴですが、特にこの季節になると育て上げた良い色になった山ぶどうや沢くるみ、さくら、あけび、そして竹のかごをあちらこちらで見かけます。
しかし角舘のイタヤカエデのカゴはあまりまだ見かけません。(と言っているのは無恥な私だけかもしれませんが…)
高島屋さんの全国伝統展(という名称だったかな?)で見かけますが、角舘に伺うと、箕(み〜農業で使う袋)やカッコベ(腰に下げる魚籠)から始まった歴史とキツネや馬を表した玩具に大きく分かれて拝見することができます。
イタヤ細工はイタヤカエデの若木の幹を帯状に裂いて編むものです。若木の幹だけあって他のカゴと比べると柔らかく弾力を感じます。また同じくらいのサイズで比較しても軽いです。
ですから「重厚感」はあまり感じませんので、それを求める方には不向きかもしれません。
また若木ですから色が無色に近いので、木工用染色剤で染められる。しかし時がたつと黒褐色にだんだん近い色となります。
私は、1つめは薄いブルーから黒褐色に大事に育て上げ、その色味がモアレのようになって面白くなってきたところで、外国に嫁に行く友人に指名祝いにされ、連れ去られました。
仕方なく2つめを購入し、今度は紫系としました。どんな色に育つか楽しみです。
何より大事なことは、山ブドウ等と比べて比較的、年間いつでも伐採OKなため、森林を傷めにくいとのことでした。そのためか、他の素材と比較してもリーズナブルです。
角舘に行かれることがあったらぜひご覧になってみてください。 http://kakunodate-kanko.jp/...
| | | 【イタヤサイク】
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