| | 『ます女きもの手控え』の続編です。
はじめに「きものを愛するすべての方へ ます女」
と書かれていますが、ほんとにきものを愛する方にはぜひ読んでいただきたい1冊です。
村林先生の寺子屋でのお話から、主催する「きものを守る会」で催された講演会の内容、前作に引き続き人間国宝になられた志村ふくみさんとの友情、吉岡幸雄先生との交流など、着物好きにたまらないお話がたくさん。
計量法で、尺ざしを使うと逮捕されてしまうという時代があって、先生や永六輔さんの運動のおかげで「見逃してもらえる」ようになったこととか、永六輔さんの講演で「涙が出てきてしまった」と語った無名の職人さんのお話とかを読むと、何も力がない自分ながら、日本の文化を、技を、守るために何かをしなければ、と言う気持ちにさせられます。
「ぼかしの裾回しのいわれ」(存じませんでした!)など、きものを大切に着てほしいからこそのお話などなど、貴重なお話がたくさん。そして、おばあちゃんのおひざで甘えたくなってしまうような気持ちになります。
「○○させていただく」「いつまでも勉強」「ありがたいきもち」「○○のおかげ」など、あらゆることに感謝する気持ちの大切さを、自然に気がつかせていただけます(まだまだだめな私ですが)。 http://www.amazon.co.jp/...
| | | 【ゾクマスジョキモノテビカエキモノノミチサンダイメノキ】
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2008/11/25更新 2008/11/25 登録 2034クリック/ 1回更新 |
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