09/6/1 |
辛夷(こぶし)
そうなんですよね。カゴ染の粋さって筆舌つくしがたいのです。
よく取り扱ってたお店の方は、昨年からありったけの在庫を集められたそうです。
どちらかというと男物の方がしゃれた柄が多いように思うのは私だけかもしれませんが、面白いことによーく探すと、中には片面は男の人に向く柄でもう片面は女の人に向く柄なんていうのもあります。
本当に惜しまれます。竺仙さんとお取引が多い店の方が「若い職人さんが今すぐに学んでも、商品として成り立つのはおそらく10年後です…」としんみりとおっしゃっていたのが印象的でした。
あれだけ手間をかけても小売価格で3万円前後では、若い職人さんがやりたがらないのではないかと憶測もしてしまいました。
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09/6/2 |
きのぴー
かご染は本当に残念です。時代時代によりそれぞれの役割があるのではるのですが、この味というものは、いまのプリント技術では表現できないですね。
特選着物のような高額なものの伝統技術の継承ももちろん難しいのですが、浴衣の染織技術の難しい段階に着ていますね。一度、途絶えてしまうとなかなか復活できないのが、技術というもの。大切にしたいものです。
先週、伊勢丹新宿店の竺仙さんのコーナーには昨年最後に納品されたというかご染の反物が2〜3本残っていました。どれも素敵でした。
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えりりん
ほんとに、残したいものから廃れてしまう...。(T_T) 悔しいです。
でも若い人達の中にも、“いいものを少しだけ持つ”という感覚も芽生えてきている気がします。センスのある若者たちが、消費者意識や消費動向を変えていってくれる事を期待してます。
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09/6/3 |
しょう
う〜ん、ほんとに残念。手をかけたものや技が生き残って行くにはどうしたらいいのでしょう。それも時代の淘汰という見方もあるでしょうが、職人がいない国、技のない国、お金だけを右から左に流す国、そんな国に地球に住みたくない!そしてきのぴーさんがおっしゃるように一度途絶えてしまうとその復活は非常に難しいと思うので、細々でも続いて欲しい。そして続けた人が報われる時代が来て欲しい!
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さら
初キーワードへの感想ありがとうございます!
技の伝承は、もはやピンポイントな救援策では追い付きませんね。収入の保障を含む優れた制度、特に若い世代が魅力を感じる仕組み作りが重要でしょうか…
とりあえず私は、「手をかけた味のあるモノは素敵だな」と、若い人たちに思われるようなオトナ(年齢は十分すぎるほどオトナですが!)を目指します。 真楽にはそのように素敵な方がたくさんいらっしゃるので心強いです♪
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09/7/4 |
えりりん
ずっとこのKWが気になっていて、こんな柄を一反。ほんとに表と裏がきっぱり染め分けられています。若い人達にこそ着て欲しいなぁ。
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