10/2/18 |
えりりん
想像通り、とても素敵な本でした。私も祖母や母の事を思い出しつつ読みました。ちどりさんが紡ぎ出す文体は、からころと軽やかな下駄の音の様です。さりげないけど愛がいっぱい。また、たくさんの写真も楽しいです。特に昔の写真は、お祖母様のご実家が写真館だったからこそ、その時代に撮られ今に残された物だと思いました。特にスナップがいいです。そうゆう意味でも、ちどりさんにしか出せないきものの本です。良い本をどうもありがとうございました。
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ふうまま
本を買ったのは2月のはじめでしたが、母に読ませたくて貸し出してしまったので、やっと読むことが出来ました。母親は、私の生活と同じようで、面白かったといっていました。掲載の写真も母親の兄弟(
姉妹)が集まったときと同じようだし、まるで伯母達が並んでいるようでした。
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ちといち
入手してまず一気読み!日を改めて味わいながら再読。おばあ様が両国のご出身とのことで、 まるで親戚のような親近感がわきました。写真もたくさんで、とても読み応えがありました。
ちどりさん、ご出版ありがとうございます。
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リサ
あっという間に読んでしまいました。家にいるときは、かっぽう着は着ていませんが、ウールに半幅帯で過ごしてます。
一緒に住んでいた明治生まれの女将だった大叔母は、ずっと着物で過ごしてました。
母も、私は見たことがないのですが、嫁入り当時は、ウールに伊達じめで、上っ張りを着て過ごしていたそうです。ご本拝読して、大叔母のことを思い出したり、母の若いころの姿を想像したりして暖かい気持ちになりました。
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10/2/20 |
えいこ
ほんわか、あたたかい気持ちにさせていただきました。
母が亡くなって着物に目覚めたわたし、お祖母さまとのやりとりがとっても羨ましかった。
母の割烹着、白、黒、柄物、洗いざらしから新ぴんまでいろいろ…、これを日常的に着られる日はくるんだろうか…。そんなこと考えつつ週末の着物を選んでいます。
心温まるご本をありがとうございました>ちどりさん
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花兎
祖母も白い割烹着は親戚で集まるときなどに、普段は洋服地で縫った「かっぽうまえかけ」にウールで過ごしていました。
その他にも「箱屋の隠居」のところなど同じような思い出があって、うれしく、懐かしく思いながら読みました。
すてきな本の出版、おめでとうございます。
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10/2/21 |
アキコ
なんだか私も、祖母のことを思い出してしまいました。
じつは母は、私が祖母の着物を着ることを、あまり快く思っていません。
「まだ早いから」と言うのですが、もしかしたら母も、祖母の着物を見るたびに、まだつらくなってしまうのかもしれません。
両国に着て行ったのは、祖母が最後に仕立てに出してくれた小紋でした。
「ちょっと地味だったかな」と言いながら、選んでもらった八掛。
この小紋を着ていると祖母の機嫌がよくて、だから私もこの小紋が好きなのでした。
祖母は、私が自分で選んだ着物に、なかなか合格点をくれませんでした。
けれど「あれは褒めてやる」、唯一そう言ってくれたのが、両国に着て行った輪奈コートでした。
褒めてもらったのは、この一枚だけでした。
ちどりさん、ご出版おめでとうございます。
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ちどり
ああ。皆様のご感想、一字一句がしみて参ります。本当にありがとうございます。皆さん、それぞれ素敵なおばあさま、そしてその思い出があるのだなとうれしく拝読しております!
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