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もずやの空間
八重山上布 着物・帯 着物・帯



かつては赤縞上布と呼ばれていました。
池城織物工場を中心に白の苧麻に紅露(クール)の捺染絣がかつての八重山上布でしたが、いまではそれとならんで新垣幸子さんの自由な発想で作られた物がメインになっています。経糸はラミー、緯糸は手びきの苧麻。宮古上布と違い、経糸がラミーである分だけ、デザインには気を遣っていると新垣幸子さんはおっしゃいます。新垣幸子さんの作品を見ていると琉球染織の新しい可能性を感じますね。


【ヤエヤマジョウフ】


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2011/2/1 登録
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感想
11/2/3 モーリー  新垣さんの作られる天然染料の色、大好きです。新垣さんの八重山上布ですら、経糸がラミーなのですね…知らなかった。以前日本民藝館の講演で糸不足とおっしゃっていましたが。
もずや  モーリーさんへ。
昔は経緯とも、てびきの苧麻だったそうですが、一時は経緯ラミーの時代を経て、いまは、新垣幸子さんの手くくり、中村澄子さんの捺染ともに経ラミー、緯苧麻になっています。糸が不足なのは事実で、新垣さんは暇があれば糸をうんでいます。糸の問題が苧麻、芭蕉とも一番深刻です。
11/2/4 フー  8年ほど前に新垣さんの工房を訪ねました。そのときは一台の機に手績みの苧麻がかけられていましたが、それを織るのは本当に大変なのよとおっしゃっていました。濡らして、たえず湿気を保ちながら織るとのこと。新垣さんの織物は本当にすばらしいですね。八重山の自然をありありとうつしだしていて、みせてもらいながら、涙がこみあげてきたことをおもいだします。
13/10/25 もずや  経苧麻はなかなか無いみたいです。私は帯を一本もっていますが、通常の経ラミーのモノとは全く風合いも味わいも違いますね。織るのは大変だと想います。
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