KIMONO真楽:堺更紗

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もずやの空間
堺更紗	素材

木綿の布地に多彩な模様を染めた布である更紗は、室町時代末期の南方貿易で堺に輸入され珍重されました。その後和泉・河内の白木綿が堺に集まるようになると、鍋島更紗の技術を取り入れて、すり込みの更紗を作ったのが堺更紗です。堺更紗は、その後、江戸に渡り、江戸更紗の原型となりました。
堺更紗の特徴は、力強さと伸びやかさです。河内木綿に染められた堺更紗は堅牢かつ重厚でありました。堺手織段通や五月鯉幟も同じ美意識の元に造られた物であり、大阪の文化を語る上で、貴重な文化財です。更紗の生産が危機にある今、堺更紗の復活が求められるところです。

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2011/3/1 登録
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11/3/2	モーリー　和更紗大好きです。堺には今でも古いお家に堺更紗のお布団があったりするのでしょうか？
	かつみっつ1224　行けなかった、先日の特別展を思い出しました。
	もずや　堺は何度も火事で焼かれていますからねぇ。貴重な茶器などもかなり焼失しているようです。旧家のお蔵の奥には入っているかもしれませんね。


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