| | 東京・丸の内の三菱一号館美術館で「KATAGAMI Stayle展」が開催中です。
4/6(金)〜5/27(日)
前期、後期で展示替えがあり、前期は4/22(金) まで、後期は4/24(火)から
7/7(土)〜8/19(日) 京都国立近代美術館
8/28(火)〜10/14(日) 三重県立美術館
型紙約160点とその影響を示す欧米の工芸などで出品数は400展余りと見ごたえがありそうです。それ自体は美術品ではなく、染に用いた後は不要となる型紙を見る良い機会だと思います。
以下、美術館のHPより
『19世紀後半、万国博覧会などを通じて海を渡った日本の美術工芸品は、西洋の人々に驚きの目をもって迎えられました。とりわけ芸術家たちにとって、その斬新な構図やデザイン、緻密な技は、作品を制作する上での大きなヒントとなったのです。ジャポニスムと呼ばれるこの現象は、絵画の分野では、印象派と浮世絵などとの関連が既に詳しく紹介されていますが、工芸については、その技法の多様さのため、これまでスポットをあてられる機会はほとんどありませんでした。
着物やその他染織品の文様染に使われる日本古来の型紙は、この時期に西洋にもたらされ、その美しいデザインや高度な技術が高く評価されて、当時西洋各地で起きた美術工芸改革運動に大きな影響を与えました。
本展は、19世紀末から20世紀初頭にかけて西洋に渡った日本の美術工芸品の中でも特にこの型紙に注目し、型紙が西洋の芸術家たちの創作活動にどのような影響を与えたのかを紹介する日本で初めての試みです。日本で生まれた型紙が海を渡り、染色という本来の用途を超えて自由に解釈され、アール・ヌーヴォーをはじめとする西洋の美術工芸改革運動の中で豊かな広がりを見せていった様相を、約400点の作品とともに俯瞰する展覧会です。』
個人的にはグッズのレーザーカッターで切りぬいた海苔に興味津々です。 http://www.mimt.jp/...
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