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2009.8.31 [月] 神聖な麻 |
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29日、森山神社例大祭の初日。
午後から神殿で世計り神事。
平成二十二年 世計 四合三勺
天候不順 北方より度々強風あり
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瓶の水が濁り、木札も倒れていたそうです。
30日、森山神社例大祭の本祭り。
朝からお水取り行事。
滝の坂不動尊まで行き、お水取り儀式。
神水を持ち帰り、瓶に収め神殿奥へ安置。
引き続き、例祭儀式だが少し時間があるのでいろいろ記録させてもらう。
中央に置かれた茶箱位の箱が気になり「これは何ですか?」と宮司に尋ねると、「御幣と言って、昔は、絹や麻などを収めていたのですが、今はお金が入っています」との事。中を見せていただいた。右の神社本庁から贈られた包みに結んである繊維は大麻。注連縄や鈴の緒はもちろん「これもあれも」と教えていただく。野菜を縛ってある紐、八乙女の髪を束ねる紐などまで大麻が使われている。「でも今は手に入りにくくなって」注連縄は稲藁、鈴の緒はビニール製品である。黄金色に輝く大麻の繊維は神聖でうつくしい。代用品ではやはり悲しいし、ビニール製品に神通力は感じない。
また、下駄の鼻緒など暮らしの中でも多用されていた大麻の繊維製品。あっという間に育つ一年草は、いくらでも身近にあり暮らしの道具に使われていた。農薬も使わず土地や環境に付加をかけない素晴らしい植物なのに、戦後は「大麻取締法」のせいですっかり日本中から無くなってしまった。GHQ主導のこの法律ができた背景には、神道の自然消滅や石油化学製品の売り込みがあったのでは?という説がある。ふむ、思惑通りの今の日本。
御幣の箱の中には、お金じゃなくて絹や麻が収められていたら素敵なのに、残念だ。今は、お金で代用品を買う。忙しい現代人はお祭りどころじゃない。なにかどこかがズレてきてしまった。
何から何まで「慣例だから」「決まりだから」で済ませてきたから、一党独裁政治がずっと続いてきたんだと思います。政権も交代したことだし、色々な事柄をすべてご破算にして、シンプルに考え直してみる時なのかも。
一連の神事や祭りに立ち会いながら、私なりに「日本」の事を考えた週末でした。
※写真は、
上:御幣の箱の中。
下:青菜を束ねる大麻の紐 |
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2009.8.28 [金] 森山神社例大祭 |
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明日、明後日は、
近所の森山神社の例大祭です。
地元の神社の氏神様に感謝して、
出来る事を出来る範囲で
いろいろお手伝いさせてもらいます。
1200年以上もの昔から、
ずっと伝承されてきた「世計り神事」の記録は、
私のライフワークになりました。
だんだん様子も分かってきましたが、
やっぱりとても神秘的で魅かれます。
明日、来年の世計りが告げられ、
明後日、お水取り神事が執り行われます。
どんなに世の中が変わっても、
途絶えさせてはいけないと思います。
着物という入り口から、
祭りや神事や伝統行事へと関心事がつながりました。
日本の根っこを探したいのだと思います。
そうそう、30日は投票所と御仮舎が
同じ敷地に同居します。
なかなか面白い風景かもしれません。
※写真は、
平成19年の祭礼儀式の様子。八乙女が並ぶ。 |
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2009.8.22 [土] おひるね部@鎌倉 |
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おひるね部の初めての部活動。
鎌倉のおひで部長別宅にて。
ひっそりと隠れ家的な日本家屋はとても静か。
ステキだぁ〜!
釜揚げしらすと生しらすのハーフ&ハーフな丼。
お手製の持ち寄りお料理いろいろ。
ビールは、T氏の自家製ビールまで!
「これより美味いぞ」というドイツビールよりも
確かに美味しい。愛がこもってるもんね。
いい塩梅にビールが回ってきた頃、
「ぢゃ、寝ますか」という部長の一声。
畳にごろん。
BGM代わりの落語は、
「あ、この話、知ってるなぁ...」と思っていたら、
いつのまにかぐぅzzzzz。
お囃子で「あれ?寝ちゃった?」と思ううちに次の話。
「この話は聞いた事がないなぁ....」と思うまもなく
またまたいつのまにか、ぐぅすかぴー。
落語は、よく眠れる。(笑)
海からの風と、山からの風。
蝉の声。
蚊取り線香の煙。
昼ビールの気だるい酔い心地。
ごくらくだぁ〜!
ゆる〜く、ほにゃぁ〜っと脱力気味なおひるね部。
なんかいいぞ、こーゆー感じ。
部長の人柄と居心地の良い活動場所のおかげで、
いいお昼寝ができました。
どうもありがとうございました。
目覚めは、甘いものと部長が点ててくれた冷茶。
すっきり覚醒。
着て行った浴衣は、雪花絞り。 |
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2009.8.20 [木] 裏技いろいろ |
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おひでさんが日記で「なんで???」を連発。
しょうちゃんも答えてくれていますが、
管理人だからってわけじゃありませんよ。(笑)
詳細は、こちら。
例えば、本文の中に関心おじさん→「」を入れるのは、
「インライン画像」という裏技。
この場合は、「http://www.kanshin.jp/kimono/image(省略).gif」という画像のURLをそのままコピペします。
でも、そのままの大きさで表示されますから、元画像が大きいと真楽で表示される時に画面のレイアウトが崩れてしまう事があるので要注意!
元画像が小さい物に限って活用していただきたく、改めて皆様にお願いします。
右側に表示される画像は、真楽では一枚だけしか表示できません。
画像の容量も50Kバイト以下に限られます。
50kバイト以上の画像で登録ボタンを押すと、それまで書いていた“本文”もまるごと消滅してしまうのでご注意下さい。
私は、本文は別のテキストエディタで書いておきます。また、二枚に見える画像もPhotoshopという画像専用のアプリで加工して、容量も50Kバイト以下になるような圧縮率で日記用に保存した画像を登録しています。
とは言え、htmlや画像処理の知識がないと使いにくいですよね。よぉ〜く分かっておりますが、使っているシステムが、2002年に真楽を作った時のままなのです。ご不便をおかけしますが、分からないことはお互い助け合って古いシステムを使いこなしましょう。
他になにか疑問質問、ございませんかぁ?
えりりん@管理人 |
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2009.8.19 [水] 自分色 |
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色彩気学、わっちもやってみましたよ。
“人生を謳歌していく自由人”
そうありたいといつも思っておりました。よし!(笑)
●誕生色
●特殊色
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2009.8.18 [火] お盆な日々_遡り |
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■8月13日(木)
森戸の浜の盆踊り
今年もたくさんの人々が、たった二時間の浜辺の盆踊りのために力を合わせ、素晴らしい盆踊り大会が出来ました。今を生きる私達が楽しく元気に踊る姿を見て、ご先祖様もたくさん一緒に楽しんでくれたんじゃないかと思います。集まった人々がみんなすごくいい笑顔。嬉しかった。
終了後、やぐらや本部テントを撤収したら時計の針はほぼ天辺。ものすごい疲労感だけど、すべてを汗として出し切った空っぽ感が気持ちイイ。
どうもありがとうございました!
帰宅して、汗まみれの浴衣や下着を洗う。明朝の出発が早いのだ。
■8月14日(金)〜17日(月)
里帰り
母の実家で、自分のご先祖様や家族とお盆を過ごす。東北は涼しいな。温泉に行ったり、仙台市内へ出かけたり。去年、地震で倒れたままになっていた神社の灯籠など、すっかり修復されていた。帰り際、田んぼの色が来た時よりも黄色くなっていることに気付く。一日ずつ、実りの秋へ近づいている。
行き帰りの道中は、麻着物に自然布の帯。
旅のお供にした本は図書館で借りてきた「きものという農業」。
今さらながら、この本、すごくいいですね!
麻を着ながら目にした一文。
麻のきものを積極的に着ることは、地球環境にも貢献していることになる。
私がなるべく着物を着ようと思う理由も同じ。
持続可能な暮らし方は、昔の日本にヒントがある。
古くて、新しい、きもの。 |
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2009.8.9 [日] 足るを知る |
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NO MORE NAGASAKI
_あんなものは使っちゃいけない。
傘いらないよ。
丸腰ジャパン。
人類みんなでハラハチブンメー! |
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2009.8.8 [土] ちょうちんに絵を描こう! |
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今年も、森戸の浜の盆踊り大会が迫ってきた。
一度、途絶えてしまっていた浜の盆踊りを復活させて、今年で四回目。
毎年、やぐらに飾るちょうちんは、
「ちょうちんに絵を描こう!」というWSで、
参加者それぞれが思い思いにペイントしたオリジナル作品だ。
毎年参加しているこどもも居る。
今年は、先生を務める友人の「盆踊りってなに?」という絵を描く前の、絵を描くためのお話がステキだった。
みんなのおじいちゃんのおじいちゃんのもぉ体のない死んじゃった人たちとか、かわいがってた虫や動物たち、いつもはとぉ〜くの世界にいるんだけど、お盆は「今、体があるみんなは元気にしてるかな?幸せかな?」って様子を見に戻ってきて、一緒に過ごす時間です....とか、なんとか、そんなお話。
小さなこども達が、じぃ〜っと静かに聞いてくれていて、それがとても嬉しかった。
「お盆」という日本の行事が、この子達の心にしみ込んで、その先の世代へも伝わっていきます様に。
今を生きる私達に出来ること。
小さくても無理をせずに一歩一歩。
今年は、8月13日(木)、7時からの開催です。
※追伸
ところで当日踊りに行ってみようかな?と思っていて、ちょっと早めに来られそうな方はいらっしゃいませんか?本部で“浴衣の着付けお直し隊”としてご協力をお願いしたいのです。(無償です。)いらっしゃいましたら伝言ください。よろしくお願いいたします。 |
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2009.8.6 [木] サライ |
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NO MORE HIROSHIMA
_テレビ中継。
広島市長の平和宣言に希望を感じた。
特に最後の英語部分。
Yes, we can.
ところで、いま書店に並ぶ「サライ」に、
館山唐桟が紹介されています。
木綿織物は、今まで専門の着物雑誌でもなかなか詳しく取り上げられませんでした。また、着物に詳しくない読者に向けて紹介された内容はとても分かり易く、写真も豊富です。館山唐桟の着心地は他の木綿織物とは一味違います。そこには、斎藤家に受け継がれたこんな工程が今も受け継がれているからなんですね。
そして、ページをめくると、
あれ?この人、なんか知ってるような気がする....。(笑)
なにはともあれ、今回のサライは、
江戸の「もったいない」生活術。
持たない
捨てない
比べない ....で、日々是快適
真楽でさんざん話題にしてきた江戸の知恵。
今さらなんて言わないで、
サライ世代のオジサマ達とも同じ話題で語らいませんか? |
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2009.8.4 [火] Web面 |
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産経新聞社が、週1で「Web面」を新設したそうですね。
経済面・国際面・スポーツ面....なんてノリで「Web面」。
ネット上のできごとをリアルなニュースと同列で扱う模様。
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産経のリリースがこちらで、
もちっと詳しいのがこちら。
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いままで、新聞とネットってなんとなく水と油でしたけど、
これはなんだか「お?!」と感じる初回の誌面でありました。
だって、
「tsudaる」の用語解説とか、
テレビ欄の真ん中に「ニコニコ生放送」の番組表とか、
ネットの世界を知らない人にはドン引きされそうですよ。
だけどそれが逆にスカッと潔くて気持ちイイの。
これからもこの尖ったままで続けて欲しいです。
2ちゃんな人々にも「すげーw」と言わせたこの試み。
なんと、
真楽メンバーのあの人やあの人が関わっているようです。
陰ながら応援しています。 |
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2009.8.1 [土] 風 |
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八月になりました。
今月のサイトトップは、
青田さんの風見魚。
風を受けて元気にクルクルとプロペラを回す魚は、
ひとつずつ表情が違う手作りオモチャ。
青田さんが、コツコツ作って葉山芸術祭で売っている。
つぃつぃ毎年欲しくなって、
家の庭でもあっちこっちでクルクルしてる。
いい風が吹いて、風見魚が回る。
こころが、すぅ〜っと浄化される。
そんな風見魚がクルクル回るムービーです。
葉山芸術祭アート市の様子。なごむよ....。
夏の着物も、風を通せば暑くない。
麻なら繊維の中まで風を孕んで抜けていく。
だからこそ、風と仲良しな自然素材がいいんだろうな。
空調による涼しさと風が抜ける涼しさはきっとベツモノ。
風がいい。風が好き。
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■追伸
葉山芸術祭アート市の会場である森山神社。
その例大祭の奉納演芸会は、氏子会と芸術祭スタッフのコラボレーション。
なんとあの日、一色会館で行われていた「ようこそエモリレストランへ!」がリバイバル。見逃して悔しい思いをした人(私)は、お見逃しなく!
森山神社例大祭(本祭り)奉納演芸会は、8月30日(日)午後7時から。 |
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